「和」文化への注目が高まると共に
結婚式もまた「和婚」の人気が
上がってきています。
「和婚」としては
神前式や和装での結婚式が
最も知られていますが、
その中でも最近注目を集めているのが
「茶婚式」!
茶婚式…
ちゃこんしき…
CHAKONSHIKI…?
聞いたことはあるけれど
一体どんな挙式なのかは知らない
という人が多いと思います。
かくいう私もそんな中の1人…。
そこで話題の茶婚式について
調べてみました!!
いま話題の茶婚式とは?その意味や歴史をくわしく解説
まずは茶婚式とは一体どのような
挙式スタイルなのでしょうか。
茶婚式は「一期一会」の茶道の精神にのっとって
出会った機会を一生に一度限りの事として
大切にする考え方の挙式です。
濃茶を「三三九度」のようにお互いに飲み合うなどの
茶道独特の文化も取り入れられます。
新郎新婦が濃茶を飲み交わし、
その後両家族が全員でお茶をいただきます。
和やかな一服のひとときをみんなで分かち合うことで
いつしか家と家との垣根が消え、
ひとつの家族としての絆が生まれます。
茶室で行なわれるということもあり、
家族婚の少人数スタイルになることが
多いようです。
ビョーク主演の映画で取り上げられて全世界の話題に
(撮影:Chris Winget)
『拘束のドローイング9』という映画の中で
日本の茶婚式のシーンが!
海外の知的な人々にとって
”茶の湯=ティ・セレモニー”は
言いようのない魅力があるようですね。
茶婚式の具体的な進行内容や流れとは?
それでは茶婚式の具体的な進行を
見てみましょう!
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1.参列者着座
2.新郎新婦着座
3.濃茶点前
4.夫婦固めの儀
茶人が点てた濃茶を飲み交わします
5.誓詞奏上
新郎新婦が誓いのことばを
声合わせて読み上げます
6.親族固めの儀
列席者全員で薄茶をいただきます
7.指輪交換
8.新郎新婦 両家親御様一礼
9.退席
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とてもシンプルな進行ですね!
日本文化であるお茶の心を重んばかる
素敵な挙式スタイルです。
家族のみ親族のみの厳粛な
挙式にぴったりです。
気になる費用はどれくらいかかるの?
茶婚式の挙式料は
会場使用料、挙式進行料、介添え料含め
150,000円くらいが平均金額と言われています。
挙式料金としては
キリスト教式よりもリーズナブル!
家族婚をご希望の方には
うってつけのスタイルかもしれません。
茶婚式が実現可能な人気の会場は?
さて、茶婚式の魅力は分かったけど
一体どこで出来るの?
茶婚式が出来る会場を調査してみました!
石川県金沢市の兼六園
日本三名園のひとつ「兼六園」
その中にある老舗料亭「三芳庵」にて
茶婚式が出来ます。
挙式後は2階にてご家族での会食を。
同じく金沢の壽屋
こちらも金沢の地で
昔から愛される老舗料亭。
茶婚式の他にも
洋装人前式や近くの神社での神前式が可能です。
和装・洋装のどちらも合う
素敵な会場です。
広島県の縮景園
縮景園の入り口からまっすぐに歩くと現れる茶室「清風館」。
ここが挙式の舞台です。
挙式前の和装でのロケーションフォトも
とても絵になります!
広島県ゆかり屋
広島県の婚礼衣装とパーティ衣装の
プロデュース会社さん。
茶婚式のプランニングなら
お任せあれ!
「広島県 ゆかり屋」へ移動する
まとめ
いかがでしたでしょうか。
濃茶をお互いに飲み合い
和やかな時間を両家で共有することで
家と家との垣根が消え、
ひとつの家族としての絆が生まれる…
素敵な考え方ですね!
人と人との絆を大切にする
日本人古来の文化に基づいた
伝統的な厳かなお式。
今後も日本の一つの文化として
大切にしていきたいですね♪
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