近頃の結婚式は、実に様々な形があります。
その中の一つが『挙式のみ』という形式、
または『挙式+食事会』という形式です。
これらは通常の結婚式と比べると、
どの程度の費用がかかるのでしょうか?
またそのメリットやデメリットは?
そこで今回は、そんな
『挙式のみ』という結婚式の形態について、
様々な角度からお伝えします。
あなたの結婚式に、お役立てくださいませ。
挙式のみの流れをご紹介!
まずは、『挙式のみ』という場合の、
全体の流れを確認しておきましょう。
挙式のみの基本的な流れは、
以下のような感じです。
- 1:ゲストの入場
- 2:司祭と新郎の入場
- 3:新婦の入場
- 4:讃美歌・聖書・誓約
- 5:指輪の交換
- 6:ベールアップと誓いのキス
- 7:結婚証明書にサイン
- 8:新郎新婦退場
また、この後にゲストも含めて
皆で食事会という形も多くなっています。
次の章では、その場合の基本をお伝えします。
挙式のみと食事会をする場合の内容は?
挙式のみと食事会をする場合は、
先ほどの挙式終了後に、
近くのレストランやホテルの一室に、
皆で移動して開催することが多いです。
また食事会も行う場合は、食事会にだけ
友人などのゲストを招待することもあります。
なお、この食事会は、一般的な結婚式の
『披露宴』に相当する場ですが、
披露宴と比べて基本的に規模や人数に関係なく
『緩く和やかな場』になります。
では、そのような食事会での『演出』は、
何をすればいいでしょうか?
次の章では、お勧めの演出をお伝えします。
挙式のみの食事会におすすめの演出はある?
挙式のみの食事会におすすめの演出としては、
やはり一般的な披露宴ではできず、
また食事会という一種のパーティに合うような
『ビンゴ大会』や『カラオケ大会』が
お勧めです。
ゲスト数が少ないなら、『ゲスト同士の出会い』
が狙える演出もアリでしょう。
また食事会とはいえ、大事な部分は
しっかりやりたいという新郎新婦も多いです。
次の章からは、ケーキカットと両親への手紙に
ついてお伝えします。
1.ケーキカット
まずは『ケーキカット』です。
ケーキカットでお勧めの演出としては、
ケーキカットそのものではありませんが、
多くの種類のケーキを用意して、
『ケーキバイキング形式』
をする方法があります。
さすがにケーキカットなど大事な部分は、
王道的にしたいカップルが多いようです。
もし手を加えるなら、二人で
じっくり話し合って決めましょう。
2.両親への手紙
そして『両親への手紙』です。
両親への手紙でお勧めの演出としては、
一般的な両親への手紙に比べて、
『笑いの要素を取り入れる』方法があります。
例えば、両親の失敗談などですね。
食事会は、披露宴に比べて
砕けた空気がありますから、
それに合わせる方法になります。
しかし、大事な部分は
やった方が思い出にも残りますし、
『両親への感謝』や『今後への決意表明』は
忘れないようにしましょう。
ところで挙式のみの場合、
その費用はどの程度になるのでしょうか?
次の章では、この点についてお伝えします。
挙式のみの費用はどれくらいかかる?
挙式のみの費用は、
会場やスタイルにもよりますが、
挙式自体の費用はおおむね5~10万円程度です。
これに、一般的には新郎新婦の
衣装代やメイク代などを加算し、
総額でおおむね20~30万円になります。
一般的な結婚式の相場が300~400万円
という点を考えると、
10分の1以下で済むのは、実に嬉しいですね。
他にも、何かメリットはあるものでしょうか?
次の章では、この点についてお伝えします。
挙式のみのメリットとは?
挙式のみ(+食事会)のメリットは、
費用面以外だと
『そもそも披露宴をしなくていい』点が
一番かもしれません。
披露宴だと緊張してしまう方もいますし、
相応の数のゲストがいないと
場が盛り上がりにくいですからね。
また『準備が極めてラク』という点もあります。
打ち合わせをする内容もほとんどありませんし、
ゲストが少ないなら
招待状や席次表もほぼ不要ですからね。
では逆にデメリットはあるのでしょうか?
次の章では、この点についてお伝えします。
挙式のみのデメリットはある?
挙式のみ(+食事会)のデメリットとしては、
『料金が割高になる可能性がある』
点が挙げられます。
日本ではどうしても『セットの方が安くなる』
ものですから、挙式代や衣装代、
そして写真代などが、セットに比べて
多少割高になるかもしれません。
また並行的に、『ご祝儀が望みにくく、
逆に手出しが増える可能性がある』や
『安かろう悪かろうになる可能性がある』
などにも注意が必要です。
ちなみに挙式のみの場合、
引き出物はどうなるのでしょうか?
次の章では、この点についてお伝えします。
挙式のみの場合、引き出物は必要なの?
完全な『挙式のみ』の場合で、ゲストから
ご祝儀を受け取らないのであれば、原則、
ゲストに引き出物を渡す必要はありません。
ただ、『来てもらって手ぶらで帰すのは』
と感じる場合は、ちょっとした何かを
用意してもいいでしょう。
なお、食事会をセットでする場合は、
一般的にご祝儀ではなく『会費』として
お金を頂戴するケースが多いです。
そしてこの場合は、引き出物の代わりに
『ちょっとしたプチギフト』を
渡すことが多くなっています。
まとめ
今回の記事では、挙式のみを前提に
- 基本的な流れ
- 食事会を伴う場合の内容
- お勧め演出
- 費用
- メリット・デメリット
- 引き出物
についてお伝えしました。
挙式のみの結婚式を考える場合、やはり
最大のポイントは『費用』と『披露宴』を
それぞれどうしたいか、でしょうか。
費用を安くしたかったり、
披露宴をしたくなかったりする場合は、
積極的に考えていきましょう。
ちなみに、似たような形である
少人数の結婚式について気になる方は
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