挙式を海外で挙げることが決まったら
次は招待状の作成ですね♡
招待するゲストには
遠くまで足を運んでもらう分、
気持ちが伝わる招待状にしたいもの。
でも、海外挙式の招待状って
何に気をつけて作ればいいのか
いまいち分かりませんよね。
もし分からないまま作ってしまったら
必要な情報が明記されず、
ゲストに不安な思いをさせてしまうかも
しれません…
そこで今回は、海外挙式の招待状について
詳しくご紹介します!
これから招待状を作るあなたに
お役立ち情報をお届けします♪
海外挙式の招待状の例文!相手別に紹介
まずは招待状を送る相手にあわせて
招待状の内容が変わりそうですよね。
送る相手によってどのような文章がいいのか?
早速例文でご紹介していきます♪
1.家族・親族への招待状
まずは家族・親族への招待状です!
ポイントとしては新郎新婦ではなく、
両家の連名で招待状を出すこと。
年配の方には、“結婚とは家と家の結びつき”
と考える人もまだまだ多いことから
案内文におふたりの
ご両親からの招待状であることが
分かる文章が好まれます。
それでは実際に例文を見てみましょう♪
謹啓 ○○の候
皆様におかれましては益々ご清祥のことと
お慶び申し上げますこのたび
○○(新郎の父もしくは母の名前)
長男 ○○(新郎の名前)
○○(新婦の父もしくは母の名前)
長女 ○○(新婦の名前)
が結婚式を挙げる運びとなりましたつきましては 幾久しくご懇情を賜りたく
○○(国名)にて挙式を催したいと存じますご多用中誠に恐縮ではございますが
ご来臨の栄を賜りたく
謹んでご案内申し上げます
敬具○○ ○○
(新郎の父もしくは母のフルネーム)
○○ ○○
(新婦の父もしくは母のフルネーム)以下略
いかがでしたか?
少し硬い表現と感じるかもしれませんが、
家族や親族へ送る招待状としては
丁寧で格式の高い文章がおすすめです。
2.友人への招待状
次に友人への招待状です!
親しい間柄の友人だとしても、
招待状の文章は一定の丁寧な表現が
望まれることに変わりはありません。
しかし先ほどの
家族・親族への招待状と異なる点は
おふたりの連名による招待状であるということ。
それでは実際に例文を見てみましょう♪
友人への招待状(例文)
謹啓 ○○の候
皆様におかれましてはご健勝のことと
お慶び申し上げます
かねてよりお知らせしておりましたが
この度
私たちは結婚式を挙げることになりました
つきましては
親しい皆様の末永いお力添えをいただきたく
○○(国名)にて挙式を行いたいと存じます
ご多用とは存じますが
ご出席賜りますよう
ご案内申し上げます
謹白
平成○年○月吉日
○○ ○○(新郎フルネーム)
○○ ○○(新婦フルネーム)
以下略
いかがでしたか?
おふたりからの招待状ということで
文章の表現も柔らかい印象だったのでは
ないでしょうか。
招待状の文章は送る相手によって
表現の仕方や差出人を誰にするか?など
変えた方が良さそうですね♪
海外挙式の招待状!作成前に決めておくべき4つのこと
海外挙式の招待状では、国内挙式とは異なり
作成前に決めておきたいポイントが
いくつかあるのをご存知でしょうか?
ゲストを不安にさせないためにも
これからご紹介する4つのポイントを
しっかり確認しておきましょう!
1.海外挙式に参加してもらえるかの確認
まずは挙式へ参加してもらえるか
確認する必要があります。
国内挙式であれば日帰りで参列できますが、
海外挙式は渡航先によっては
まとまった日数を
押さえておかなければならないことも。
事前に確認もなく突然招待状が届いては、
相手も困惑してしまうかもしれませんよね。
挙式に参列してほしいゲストには
事前に渡航先などの情報も伝えながら
参加してもらえるか確認しましょう!
2.旅費の負担をどうするか
ゲストにとって
「旅費の負担=お車代の有無」は
参加するかどうかを決めるにあたっても
知りたい情報のひとつですよね。
ゲスト全員の旅費を
おふたりがすべて負担するとなると
費用も大きくなることから
おふたりの経済状況やゲストとの関係性によって
負担の有無、もしくは度合が変わるもの。
どのゲストにどの程度旅費を負担するかは
かなり頭を悩ませる問題ではありますが、
招待状を作る前には必ず決めておきましょう!
両親の旅費を全額負担することで
普段なかなかできない
親孝行の代わりとするカップルも。
負担は大きいものの、
しっかり検討したいですね!
3.飛行機や宿泊先の手配
海外挙式では旅費の負担とともに
飛行機や宿泊先の手配も誰がするのか
決めておかなければなりませんよね。
ちなみに海外挙式をしたカップルの約4割が
列席者の分もすべてまとめて手配しています。
手配に関しては誰がするかが
明確に決まっているわけではないので
旅費の負担にあわせて
おふたりがするのか、ゲストにお任せするのか
考えてみましょう!
4.ゲストのドレスコード
渡航先の雰囲気によっては
国内挙式でゲストがよく着用する
礼服やスーツ、ゲストドレスがあわない場合も
ありますよね。
例えばハワイ挙式では
男性なら「アロハシャツ」、
女性ゲストなら
「ムームー」というハワイらしい色合いに
ハイビスカスなどのモチーフがプリントされた
ドレスが選ばれることも。
せっかくの海外挙式。
おふたりがどんな雰囲気の結婚式にしたいのか、
ゲストにどんな服装で参列してもらいたいのか?
ゲストが悩まないためにも考えてみましょう♪
海外挙式の招待状の文面!書き方&書くべき内容は?
事前に決めておくべきことが
おふたりの中で固まったら、
つぎは実際に招待状に書くべき内容を
考えてみましょう!
いずれもゲストにとって重要な情報なので
しっかり押さえておいてくださいね♪
1.旅費の負担について
『招待状を送る前に決めておくべき4つのこと』
でもご紹介しましたが、
まずは旅費の負担について明記
しておきましょう!
旅費の負担のパターンとしては
- 新郎新婦が全額負担するパターン
- 新郎新婦が旅費の一部負担する
パターン - ゲストがすべて負担するパターン
が考えられますよね。
それではそれぞれ3つのパターンで
書き方をご紹介していきます♪
この度は 遠方よりお越しいただくことになりますので
交通費や宿泊費などの旅費に関しては
私たちふたりで負担させていただきます
負担するパターン
この度は 遠方よりお越しいただくことになりますので
交通費や宿泊費などにかかる旅費の一部を
私たちふたりで負担させていただきます
この度は お越しいただく際の旅費を
皆様にご負担いただきますので
ご祝儀などのお心遣いはなさいませんよう
お願い申し上げます
ゲストに旅費のすべてを負担してもらう場合は
なかなか伝えにくいですよね。
あわせてご祝儀を遠慮する旨を
文面に加えてみるといいでしょう!
2.ドレスコードの有無
ゲストにドレスコードを指定する場合は
こちらも必ず明記しましょう。
3パターンにわけて
文例をご紹介しますね♪
当日はフォーマルな服装にて
ご出席くださいますよう
お願い申し上げます
当日はカジュアルな服装にて
お越しください
当日はビーチでのウエディングを
予定しております
歩きやすく
リラックスできる服装でご参加ください
男性:アロハシャツ 襟付きシャツ
チノパンツなど
女性:リゾートワンピース ムームーなど
ご参列の皆様には
ビーチサンダルのプレゼントを
ご用意しております
おふたりの挙式の雰囲気やテーマにあわせて
ゲストへビーチサンダルなどの
プレゼントを用意するとオリジナリティがあって
楽しいですよね♪
ドレスコードを指定しない場合は、
「平服でお越しください」などの文章を
代わりに明記しましょう。
ハワイでゲストが利用できる
ブライズメイド衣装レンタル店の動画があったので
参考にご覧ください♡
3.旅のしおり
現地に到着してからは
おふたりも準備などの関係上
ゲストと常に行動をともにすることは
難しいですよね。
渡航先によっては日本語が通じにくかったり、
道に迷って宿泊先へ帰れなくなってしまうことも
考えられます。
そこでおふたりのスケジュールなどを記載した
「旅のしおり」を用意しておくことを
おすすめします♪
「旅のしおり」には、以下の内容が一般的です。
- おふたりの現地でのスケジュール
- 現地で繋がるおふたりの連絡先
※海外では通信料が高額になることが
予想されますが、
「海外パケット定額」などを利用して
万が一の場合にも必ず連絡がとれるよう
準備しておきましょう。 - おふたりの宿泊先
及びルームナンバー
※ご両親の宿泊先やルームナンバーも
明記しておくとより安心です。
他にも現地情報として、
おすすめの観光スポットやレストランなども
記載されていると
嬉しいかもしれませんね♪
「旅のしおり」は渡航先や日程など
おふたりやゲストの状況によって
内容も様々です。
特に決まりはないので、
ゲストが安心して現地での時間を楽しむための
備えとして準備しておきましょう!
海外挙式の招待状はいつごろ発送すればいいの?
では海外挙式の場合、
招待状の発送時期はいつごろなのでしょうか?
海外挙式をするカップルの多くは
挙式の3~4ヶ月前頃に発送するようです。
国内挙式の場合なら3ヶ月前が目安ですが、
それよりも早めに送ることで
ゲストの日程の調整や準備に余裕を
持たせることができますよね♪
返信はがきを同封する場合は
挙式の2ヶ月前までに返信をしてもらうように
一言添えましょう。
期日を過ぎても返信が届かない場合は
連絡を取ってさりげなく返信を促してみても
いいかもしれません。
海外挙式の招待状は必要?なしはマナー違反になる?
海外挙式は国内挙式とは異なり、
ごく親しい間柄のゲストを招いての
少人数となる場合が多いですよね。
特に、友人を招待しない家族挙式や、
家族と一部の親族のみの場合なら
尚更、招待状の必要性が
感じられないかもしれません。
招待するゲストがごく限られた人数である場合や
招待する相手との関係性によっては
マナーとしては招待状がなくても
失礼にはなりません。
実は海外挙式を挙げるカップルの
約7割が口頭で招待しているんですよ!
次いで招待状を送ったカップルは約3割、
残りの約2割はメールやSNSを利用して
送ったというデータも。
ですが、もし招待状を送らないのであれば
日程や挙式を行う場所などの詳しい情報を
別の形で伝える必要性が出てきます。
結婚式の招待状とは本来、
おふたりの結婚の報告に加えて
式へ出席してもらえるかの確認と
招待する相手へ必要な情報を伝えるためのもの
ですよね。
もし招待状を送らない場合は
式への出席・欠席を確認をした上で、
挙式に関する詳しい情報は
「旅のしおり」を準備し、ゲストへ渡すことで
招待状の代わりにするといいでしょう!
海外挙式の招待状を手作り!すぐに使える無料テンプレートを紹介
招待するゲストが少人数なら
招待状を手作りしようと思われる方も
多いかもしれませんね♪
そこでここからは
無料で使えるテンプレートを
ダウンロードできるサイトを
3つご紹介しますので
ぜひこれから作られる方は見てみてくださいね♡
1.Mikiseabo
世界中の結婚式のアイディアや
DIYの無料素材を扱っている情報サイトです♪
招待状の他に、
席次表やメッセージカードのテンプレートも
無料でダウンロードできるので
色々手作りしてみようと考えているなら
おすすめのサイトです!
2.PRINTABLE INVITAION KITS
100種類以上のお洒落なテンプレートが
無料でダウンロードできる海外のサイトです♪
サイトは英語表記ですが、
Google Chromeでウェブページを開き、
翻訳機能で閲覧すればほとんど日本語で
見ることができますよ!
またファイル形式がPDF形式で
印刷サイズがA4サイズ相当なので
気をつけてくださいね。
⇒PRINTABLE INVITAION KITSの無料テンプレートはこちら
3.マリッジスタイル
招待状や席次表など
ペーパーアイテムの情報サイトです♪
テンプレートだけでなく、
招待状の作成の際に気をつけたい
忌み言葉や句読点などの基礎知識についても
載っていますよ!
手作りするなら一度目を通してみると
安心かもしれませんね♪
せっかく手作りするなら、
おふたりの挙式の雰囲気やテーマにあわせて
デザインを選んでみてもいいかもしれませんね♪
海外挙式にも使える人気のweb招待状とは?
スマートフォン1つで作成できる
結婚式のWEB招待状が
海外挙式を挙げるカップルに人気です!
手軽に操作できることはもちろん、
招待状のデザインも豊富でどれもお洒落です!
そして挙式の案内だけでなく、
出欠確認もできるのも便利ですよね♪
ただし、
情報量は多く盛り込めないので
「旅のしおり」を別途用意するか、
「行程さん」など、
旅行のしおりサイトを活用し、
カバーする必要がありそうです。
WEB招待状を利用するなら
利用者数が多いWeddingdayがおすすめ♪
気になる方はこちらをご覧くださいね。
また「旅のしおり」の役割を果たす
「行程さん」が気になる方はこちらもどうぞ♪
どちらもスマホや自宅のパソコンで
手軽に操作できるのは嬉しいですね♡
まとめ
いかがでしたか?
海外挙式の招待状について
詳しくご紹介致しました!
少しおさらいしてみますね♪
まず、招待状を送る相手によって
差出人や文章の表現方法を変えると
好印象な招待状になる、
ということをお伝えしました。
つぎに、招待状の作成前に決めておくべきことが
4つありましたね!
- 海外挙式に参加してもらえるかの確認
- 旅費の負担をどうするか
- 飛行機や宿泊先の手配
- ゲストのドレスコード
またこの4つをもとに
書くべき内容もお伝えしました。
- 旅費の負担について
- ドレスコードの有無
- 旅のしおり
招待状の発送時期は3~4ヶ月前が
ゲストの日程調整の面からみても
望ましいですよね♪
そもそも招待状は必要なのか?
という疑問については、
招待するゲストが少人数の場合や
相手との関係性によっては口頭で伝えたり、
メール・SNSを利用することもあることから、
マナー違反にはならないということが
分かりましたね!
招待状を手作りする場合は
無料のテンプレートをダウンロードできる
以下のサイトで作ってみても
いいかもしれません♪
- Mikiseabo
- PRINTABLE INVITAION KITS
- マリッジスタイル
海外挙式を挙げるカップルに人気の
web招待状が利用できるサイト
「Weddingday」や
旅のしおりの役目を果たすサイト
「行程さん」もあわせてご紹介しましたね♡
招待状といっても、
価値観や状況によって望ましい形は様々です。
おふたりがイメージする招待状の形が
より良い形でゲストへ届くといいですね♪
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